「トレインスポッティング」感想

豊かさの中にある暗さがイギリスっぽいなあと思ってみてたらやはりイギリス映画。雰囲気としては時計じかけのオレンジと似てるなあ。
麻薬中毒者のリアルがこの映画にはあった。いや、麻薬中毒者なんて現実で見たことないから知らんけど、もし身近にいるならこんな感じだろうなって思った。重度の副作用に体を蝕まれながらも麻薬をやめられないといったようなステレオタイプ麻薬中毒者像ではなく、麻薬を断つことはできるけど、現実の辛さに負けて結局依存してしまう、そんな人々が描かれており、そこにリアルを感じた。あとベグビーにもリアル感じた。いるいる、あんなやつ。
けどあんまり好きにはなれなかったな。なんでだろう。たぶん予備知識不足で、意味がわからなかったとこが多くて、そこを補完するのに頭使ってたから他のとこまで頭が回らなかったんだろうな。

個人的好き度 70/100点